【組織委】五輪開会式で弁当4000食分を廃棄 食品ロスを「レガシー」は掛け声倒れ…
東京五輪・パラリンピック組織委員会は28日、東京・国立競技場で23日に開催された五輪開会式の際、スタッフやボランティアに用意した弁当など1万食分のうち、約4000食分が消費されず、処分したと明らかにした。他の競技会場など全体でも、約2~3割の食品が余る状態だったことを確認したという。(小嶋麻友美、原田遼)◆見積もりに甘さ
組織委は大会前、「持続可能性に配慮した運営計画」を策定し、「食品ロス対策を進めるためのレガシー(遺産)とする」とアピールしていたが、取り組みは形骸化した格好だ。