【国際】「日本、最も遅れている」国際機関FATFが初の勧告 資金洗浄(マネーロンダリング)の対策
資金洗浄(マネーロンダリング)やテロ資金供与対策の国際基準策定機関であるFATF(金融活動作業部会、ファトフ)は27日、日本に対し、マネロン・テロ対策の国際基準を満たしていないとして、迅速な法整備を求める声明文を公表した。FATFが先進国に対し、早期対応を促す勧告を出したのは日本が初めて。FATFが日本に求める法的措置の内容は(1)金融機関の顧客管理の強化(2)テロ行為でアジトの提供など物的支援も処罰対象(3)国内のテロリストに対する資金の国内移動防止-など。