【PC遠隔操作事件】片山被告が動機を供述 「権力に漠然とした怒りがあった。警察を右往左往させることで恨みを晴らした」
パソコンの遠隔操作事件で、威力業務妨害罪などに問われた片山祐輔被告(32)は4日、東京地裁(大野勝則裁判長)の公判で「権力に漠然とした怒りがあった。警察を右往左往させることで恨みを晴らした」と動機を述べた。さらに、誤認逮捕された被害者らに謝罪の手紙を送ったことを明らかにした。片山被告は5月に一転して起訴内容を認めた後、動機について「腕試し」「愉快犯」などと述べていたが、臨床心理士と面会を重ね「心の整理ができた」と説明した。