【科学】赤外線で宇宙の有機分子検出=生命起源の手掛かりに-東大など
東京大と京都産業大の研究チームは16日、新開発の赤外線観測装置を使い、銀河系内に存在するガス(星間ガス)から新たに15種の有機分子を検出したと発表した。生命のもとになる有機物は宇宙で生成されたとの説があり、多数の有機分子が見つかれば、生命の起源を探る手掛かりになると期待される。星間ガスでは有機分子の存在が確認されていたが、可視光による観測はガス自体が光を阻むため、微量の分子を検出するのが難しかった。
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東京大と京都産業大の研究チームは16日、新開発の赤外線観測装置を使い、銀河系内に存在するガス(星間ガス)から新たに15種の有機分子を検出したと発表した。生命のもとになる有機物は宇宙で生成されたとの説があり、多数の有機分子が見つかれば、生命の起源を探る手掛かりになると期待される。星間ガスでは有機分子の存在が確認されていたが、可視光による観測はガス自体が光を阻むため、微量の分子を検出するのが難しかった。
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