【調査】津波や住居の変化を経験した子どもは、アトピー性皮膚炎や心の問題を持ちやすくなる―東北大
東北大学東北メディカル・メガバンク機構は、学校を通じて子どもの健康に関するアンケートを実施し、2012年(平成24年)~2015年(平成27年)度の4年間を通して津波や住居環境の変化を経験した子どもは、アトピー性皮膚炎の症状やこころの所見がある割合が大きいことを明らかにした。東北大学東北メディカル・メガバンク機構は2012年~2015年度に宮城県内28市町村の小中学生の保護者を対象に「地域子ども長期健康調査」を実施し、4年間で累計1万7,043人の協力を得た。