【社会】沢井被告「てんかんの発作を起こしたことも分からなかった」 神戸・三宮の暴走事故被告、初公判で危険運転罪を否認
神戸市中央区のJR三ノ宮駅前で5月、乗用車が暴走し歩行者5人が重軽傷を負った事故で、自動車運転処罰法違反(危険運転致傷)罪に問われた無職、沢井国一被告(63)の初公判が3日、神戸地裁(佐茂剛裁判長)で開かれた。沢井被告は罪状認否で事故を起こした事実は認める一方、「過去に運転中に意識障害を起こした認識がなく、(事故当時)てんかんの発作を起こしたことも分からなかった」と述べ、起訴内容を否認した。