【社会】睡眠時間の短縮が肥満リスクを増加させる…花王らが解明
ヒトの睡眠について、これまでの疫学研究では、睡眠時間が短いと肥満のリスクが高まることが知られていたが、睡眠時間がヒトのエネルギー代謝に及ぼす影響については、さまざまな研究成果があり、そのメカニズムについては明確になっていなかった。花王<4452>ヘルスケア食品研究所と早稲田大学スポーツ科学未来研究所との共同研究グループは、睡眠時間の短縮が、食欲抑制ホルモンの減少や空腹感の増加などの食欲に影響し、肥満リスクを増加させるメカニズムを解明した。