【医学】エボラ出血熱(致死率5割)、重症化の仕組み一部解明 患者の血液分析
致死率が5割前後とされるエボラ出血熱の重症化の仕組みの一部が、東京大医科学研究所の河岡義裕教授らの研究チームの患者の血液の分析でわかった。死亡する患者と回復する患者を見分けるのに役立ちそうなたんぱく質なども見つかった。16日付の米科学誌「セル・ホスト&マイクローブ」に論文を発表した。チームは2015年2月~8月にかけ、エボラ出血熱が流行していた西アフリカのシエラレオネで患者20人と感染していない成人10人の血液を分析した。