【FDA】「iQOSは有害度が低い」、米当局が暫定報告
米フィリップ・モリス・インターナショナル<PM.N>が開発した加熱式たばこ「iQOS(アイコス)」は従来の紙巻たばこに比べ、人体に有害もしくは有害の恐れがある物質の含有量が少ない──。米食品医薬品局(FDA)は22日、こうした暫定的な臨床試験報告を公表した。
試験データによると、アイコスが生み出すエアゾールは細胞を破壊し、人体組織にも悪影響を及ぼす恐れがあるが、紙巻きたばこよりも「全般的に深刻度が低く、被害はずっと一部に集中するように見える」という。