【働き方改革】裁量労働データに「1日1時間」も 希望・山井氏が指摘 加藤厚労相「違和感ある」
加藤勝信厚生労働相は23日の衆院予算委員会分科会で、厚労省による2013年度の調査結果に、裁量労働制で働く人の労働時間に1日1時間など極端に短いデータがあることを認めた。希望の党の山井和則氏が指摘し、加藤氏は「1時間というのは違和感がある。それも含めてきちんと確認するように調査している」と述べた。調査をめぐっては、一般労働者の1週分の残業時間が1カ月分より長いなどの異常値が判明し、厚労省が精査している。