【大きくなれよ】能登とり貝 出荷増期待 稚貝配布 過去最多7万5300個
県水産総合センターが、今シーズンの七尾湾の養殖トリガイ「能登とり貝」の稚貝配布を始めた。二十四日は、七尾市能登島曲町で、穴水地区の養殖業者が稚貝を受け取った。二十七日までに、過去最多の七万五千三百個を四地区に配る。(松村真一郎)養殖業者は、大きさ一センチ以上の稚貝が五十個入った袋を船に積み込んだ。この日は計五千個が配布され、能登とり貝生産組合の小泉一明組合長(68)は「昨シーズンは身がしっかりしていて、いい評価だった。