<慶応大最先端研>ワカメ20秒以下、メカブ40秒以下でうま味MAX 最適ゆで時間を留学生が解明
慶応大先端生命科学研究所(鶴岡市)で海藻を研究しているシャーリザー・サフル・ハミッドさん(37)=マレーシア出身=が、おいしさと栄養分を最大限に引き出す最適なゆで時間はワカメが20秒以下、メカブは40秒以下であることを突き止めた。ハミッドさんの研究成果は国際学会で最優秀学生賞を受賞した。ハミッドさんは、先端研のメタボローム(全代謝物質)解析技術を用いて、ワカメとメカブの構成成分がゆでる過程でどのように変化するかを分析した。