【社会】迷惑客は「神様じゃなくて暴君」、気づいてくれ「そのクレームは、もはや犯罪かも」
中年男性がレジ係の女性を怒鳴りつける。「一体どうなってんだ、この店は」「まずは土下座だろうが」「ざっけんな、10万出せ。ネットに書くぞ」。目をそらす客もいれば、眉をひそめる客も。見ているこちらも胸が痛くなってくるーー。これはUAゼンセンが6月26日から公開を始めたキャンペーン動画のワンシーンだ。サービス業の労働組合が多く加盟するUAゼンセンには、顧客からの暴言や暴力など「カスタマーハラスメント(カスハラ)」の被害が多く寄せられている。