【研究】男性統合失調症患者のセロトニン関連遺伝子が高メチル化状態にあると判明 熊大ほか
■精神疾患の病態に深く関わるとして薬剤にも用いられているセロトニントランスポーター熊本大学は6月18日、国内多施設共同研究により、統合失調症や双極性障害患者の血液では、セロトニントランスポーター遺伝子の特定のゲノム領域が高いメチル化状態を示すことを明らかにしたと発表した。これは、同大大学院生命科学研究部分子脳科学講座の文東美紀准教授、岩本和也教授および東京大学医学部附属病院精神神経科の池亀天平助教、笠井清登教授らの研究グループによるもの。