【立憲民主党】台湾有事、個別的自衛権で対応 枝野代表「日本は米バイデン政権と足並みをそろえる必要性が高まっている」
立憲民主党の枝野幸男代表は27日の記者会見で、台湾有事への備えに関し、「対応する米軍基地が日本の領土にある以上、集団的自衛権行使を容認しなくても、わが国の個別的自衛権行使の要件をほぼ満たす」との見解を示した。立民は集団的自衛権行使を容認した安全保障関連法を「憲法違反」と批判している。枝野氏は「台湾有事が生じないよう、中国の覇権主義的な行動を国際社会の力で抑え込むために、日本は米バイデン政権と足並みをそろえる必要性が高まっている」と述べ、外交努力の重要性も強調した。