【魚類】蜃気楼のような…新種「シラヌイミミズハゼ」確認 鹿児島県本土や奄美に生息
蜃気楼のような…新種「シラヌイミミズハゼ」確認 鹿児島県本土や奄美に生息
鹿児島大学の研究チームは、奄美大島から四国までの広い地域でハゼの一種・ミミズハゼの新種を発見した。体側面の1本の点線模様が、蜃気楼(しんきろう)現象の「不知火」を連想させることから「シラヌイミミズハゼ」と命名した。同大大学院農林水産学研究科の是枝伶旺(れお)さん(23)と本村浩之教授(48)=魚類分類学=による論文が、5月17日付のニュージーランドの学術誌「ズータクサ」に掲載された。