【秘密保護法】国会の監視機関「情報監視審査会」、24日召集の特別国会での人選断念…19日の各派協議会で野党と合意できず
衆院は特定秘密保護法の運用が適正かどうかをチェックする「情報監視審査会」について、24日に召集される特別国会での人選を断念した。来年の通常国会に先送りする。特定秘密保護法は10日に施行されており、与党は特別国会で人選を終える方針だったが、19日の各派協議会で野党と合意できなかった。協議会で与党が特別国会中の人選を提案したのに対し、野党は審査会の事務方として特定秘密に接する国会職員の「適性評価」が終わっていないことや、参院での協議が進んでいないことを理由に、「環境が整っていない」と主張した。