タリバン来日、外務省局長が面会 林官房長官「人権尊重働き掛け」
林芳正官房長官は17日の記者会見で、アフガニスタンのイスラム主義組織タリバン暫定政権高官が来日したことを巡り、外務省の安藤俊英中東アフリカ局長が面会すると発表した。「人権の尊重や包摂的な政治プロセスの推進」を挙げ、「政府として今般訪日しているタリバン関係者と面会し、働き掛けを行う考えだ」と強調した。林氏は、今回の来日は民間団体が招待したと説明し、「国際社会と連携しタリバンに変化を求めるために行ってきた日本政府の取り組みを補完する意義のあるものだ」と歓迎した。