【働き方改革】大学病院の勤務医、タイムカードで労働時間管理わずか5%
労働組合「全国医師ユニオン」が医療機関の勤務医に実施したアンケートで「(労働時間が)タイムカードなどで客観的に管理されている」と答えた大学病院の医師はわずか5.5%だったことが18日、分かった。民間病院と比べて大幅に低い上、「管理なし」と答えた人の割合は29.1%と高かった。診療に加え、教育、研究の役割も担う大学病院は、他の病院よりも労働時間が長い傾向があるにもかかわらず、適正な労務管理ができていない実態が明らかになった。