【電池】東北大とJST、マグネシウム電池実用化につながる硫黄系正極を開発
東北大とJST、マグネシウム電池実用化につながる硫黄系正極を開発東北大学と科学技術振興機構(JST)は26日、液体硫黄を用いたマグネシウム電池用正極複合材料の開発に成功したと発表した。電池の性能向上が求められる中で、高エネルギー密度が実現できるとされるマグネシウム電池の研究開発が進んでいる。その正極材料としては、酸化物系材料に加え、より高容量化が可能な硫黄系正極材料が検討されているが、煩雑な工程が必要な点や、硫黄や反応中間体が電解液中に溶け出す点など、課題が多かった。