【世界初・ミイラのゲノム解析】古代エジプト人は中東のイスラエルやヨルダン人に近く、現代人とは遺伝的系統が異なることが判明
古代エジプト人のミイラからDNAを採集し、ゲノム解析を試みたところ、古代人は中東のイスラエルやヨルダン人に近く、現代人とは遺伝的系統が異なることが判明した。英科学誌『ネイチャー・コミュニケーションズ』に30日付で公表された。ドイツの学術機関マックス・プランク人類史科学研究所とテュービンゲン大学の共同チームは、ナイル川河口付近で発掘された、紀元前1380年(古代エジプト時代)から西暦425年(古代ローマ時代)にかけて埋葬された151体のミイラからDNAを採集。