【植物】東北大、植物の故障した葉緑体を自ら除去するプロセスを解明
東北大学(東北大)は、研究用モデル植物であるシロイヌナズナに強い光ストレスを与えると、膜の傷を蓄積した一部の葉緑体が大きく膨張し、そのような異常葉緑体だけがオートファジーに選び取られ除去されるプロセスを解明したと発表した。同成果は、東北大学学際科学フロンティア研究所の泉正範 助教、同大学院生命科学研究科の日出間純 准教授、中村咲耶氏、同大学院農学研究科の石田宏幸 准教授、岡山大学資源植物科学研究所の坂本亘 教授らの研究グループによるもの。