【天文】超新星爆発「引き金」解明 ニュートリノが周囲加熱 残骸をX線観測・日米チーム(Nature)
超新星爆発「引き金」解明 ニュートリノが周囲加熱 残骸をX線観測・日米チーム
理化学研究所や京都大、米航空宇宙局(NASA)などの日米研究チームは、超新星爆発の残骸「カシオペヤ座A」をチャンドラX線天文衛星で観測した成果を21日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表した。理研の佐藤寿紀基礎科学特別研究員(現立教大助教)は「超新星爆発は素粒子のニュートリノによる加熱が引き金になるという有力な理論の証拠を、初めて観測でつかんだ」と話している。